こんにちはこーりです
最近読んだ本の感想です
アドラー性格を変える心理学 岸見一郎
またアドラーです
まだまだ本屋に行くとアドラー心理学に関する本が多くあります
しかし私も頻繁に読んだせいか
なんかもういいかなと思ってしまいました
人間関係こうしましょうということが
書いてあるのですが
それが難しいから大変なのでは
とツッコミを入れつつ読んでしまいました
いつも共同体感覚を持っていられるか
この本に書いてあるように
共同体感覚を持ち
人は仲間であると言う気持ちを持って
人に接することができれば
それは素晴らしいのだろうと頭では思います
共同体感覚とは
嫌われる勇気を見直すと
他者を仲間だとみなし、そこに「自分の居場所がある」と感じられること
それを共同体感覚というと書いてあります
確かに
人に対して「敵」と思うか「仲間」と思うかで
接し方、行動が変わってきます
敵と思うよりも仲間と思った方が
関係が良い方向に向くであろう事は
想像できます
人を仲間だと思って接する
文章で書けば1行ですが
実際に実行するとなると
頑張って数時間ぐらいならなんとか続きそうですが
どのような人どのような出来事に遭遇しても
その気持ちを続けることができるかといえば
難しいです
現実は想像を超える人や出来事に
出会うこともあるので
一筋縄ではいかないです
生きてる間に
この境地には到達できないなと思いました
到達できた人なんているのだろうかと思います
しかしそれでもいいのではと思います
ここでこの引用を持ってくるのは少し的はずれ
かもしれないのですが
仕事や勉強について言えば、できないならできないところから始めるしかないのに、
自分が人から優れていると思われたいと考えている人は、背伸びをしてさらにより高いところを目指します。
それだけ捉えたら良いことのように聞こえますが、(中略)「現実に即してない」行動を強いられることになってしまうのです
アドラー性格を変える心理学 岸見一郎
バタ足ができないのに
いきなりバタフライで泳ごうとしているような感じでしょうか
現実の自分のいるところから始めないことには
変えることの努力が無駄に終わってしまいがちな気がします
現実の自分の状態から行動する
理想としては
常に人に対してあたたかな心で
接したいところですが
現実世界そうも言ってられない時もあり
こんな言葉はアドラーさんからすれば
人生の課題から逃れる言い訳と言われそうですが
そして私自身
そのような心の持ち主とはほど遠いと感じるので
現実的には
敵ではないよね?仲間‥かも?ぐらいの感じで
人と接するくらいから始めるのが良いのかもと思いました
本には失敗したりすることもあるでしょう
ということも書いてあり
簡単にはいかないのは通る道であり
当然のことなのです
共同体感覚を到達すべき場所と思いすぎると
そのことにとらわれてしまいそうなので
おおざっぱに目指す方向
と思っていたほうが
気持ちは続きそうだと思いました
仲間だとは思われていないようです
かんたんにはいきません
そして余談ですが
本は読んでも忘れてしまうものだなと実感しました
感想を書くと多少は残るような気がします
最後までお読みいただきありがとうございました