ストレス脳 アンデシュ・ハンセン
久山洋子[訳]
不安やうつがどう作られるかという内容でした
脳の最も重要な役割は生き延びること
人類の歴史のほとんどの間
人間の半数が大人になる前に亡くなり
そのほとんどは感染症だった
脳は長期的なストレスを受け続けると
怪我や感染の脅威にさらされていると勘違いし
それに対抗するために
脳は家にこもりたくなる感情を作り
精神的に立ち止まるらせようとする
つまり私たちが
うつとよんでいる状態にする
著者の説であり
脳は複雑であり
不安やうつが起きる原因は
他にも複数あるだろうと書かれています
SNSのしすぎ
運動不足
も良くないとありました
食べ物がない飢餓状態が
人類にとってずっと脅威だったため
食べ物があると
カロリーを取らなければと思って
しまうようです
そして
わざわざ動いてカロリーを減らす
という発想にならないため
動かないですむならば
動かないほうにいきがちで
怠惰になってしまいます
理性はどうした?
現在の生活スタイルと
脳がうまく噛み合っていない
ということなのかと思いました
本の最後に
10の最も重要な気づきというのがあり
そのうちの1つをご紹介します
幸せなんか無視しよう!
常に幸せでありたいと思うのは、非現実的で辛いだけ。しかも逆効果だ。