相手と自分の境界線
こんにちはこーりです最近読んだ本の感想です
我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介
著者は心療内科医です
本屋にこのようなタイトルの本が
積んであるのを見ると
みんな悩んでいるのだなと感じつつ
しかし
その時気分が良くなるだけなんだよな
と思っていたので
今ではあまり購入することもなかったのですが
立ち読みをしたら
しっくりきそうな感じがしたので
手にしました
ラインオーバーに気をつけよう
その中で特に印象に残ったのが
無茶な要求、不公平な取引を持ちかけてくる他人からのラインオーバーに敏感になろう
他人の領域に土足で入り込み、自分のルールや価値観、要求を押し付け、相手をコントロールしようとする行為だからです
正しそうなことを言っているが
嫌な感じがすると感じる時は
コントロールが入っているのかもしれないです
子供の頃
そんなこと説明されなくても
考えればわかるでしょうと人に言われたことがあり
わからないので説明を求めたら
私は説明が下手だから、と
結局説明してもらえませんでした
そして
私は気がきかない子だ
ということにされたのですが
今思えば
私も気がきかない部分があったかもしれないが
相手も説明不足だったのではないかと思います
100対0でどちらかが正しく
どちらかが間違っていると言う事はほぼないですし
その年齢の能力を超えた
無茶な要求だった気がします
頭の中がつながっていればわかるのですが
振り返れば
むちゃぶりを乗り越えてきたなと思うこともあり
もしかしたらそれは
自分を成長させてくれた部分も
あるのかもしれません
しかし
その不公平さ具合によっては
心が壊れてしまうこともあるので
そこの塩梅は自分でよく気をつけた方が良いのだなと思います
ラインオーバーする者同士
ラインオーバーされやすい人は
ラインオーバーしやすい人なのだそうです
人のことを不機嫌で操作しようとする人も
ラインオーバーする人だと私は思うのですが
人の機嫌をとることも
それはそれで相手をコントロールすることなのです
相手の機嫌は相手のものなので
それをどうにか変えようとする事は
コントロールなのだなと思いました
今は身近にあまりそういう人はいませんが
自分がそうやって
人の機嫌を取ろうとしていた時は
そういう人がよってきた気がします
相手の考えも尊重し
自分の考えも尊重して
コントロールしないのが大事ですね
とはいえ
あまりガチガチに考えても
被害妄想気味になったりしますし
ゆるい感じでいいのだと思います
心に高田純次さんを思い浮かべると
ちょうどいいかなと思いました
辛いときには高田純次名言を検索して読むと
脱力しますのでおススメです
最後までお読みいただきありがとうございました