ゆきどけ絵日記

50代の雑談

ゆるせない奴がいる

こんにちはこーりです 日々すがすがしく過ごしたいと思うものの

許せない人や言葉、出来事などがあります

 

許したいというより忘れたいこと

もう済んでしまったことや今更どうすることもできない事は

自分の脳内から出て行って欲しいと思います

 

関わるのも嫌なのでやり返してやるとは思わないのですが

ふとした時に嫌な出来事が思い出され

ぐるぐるめぐってしまう時があります

大抵そういう時というのは

慣れきってしまった家事や仕事の時です

集中している時や緊張感が必要な時は思い出さないものです

おそらく頭の中が暇な時なのだと思います

 

今更どうすることもできないことで

許せないと思っていても

時間の無駄である事は重々承知しています

だからこれをやめたいのです

 

ということで

許せないという病 片田珠美 扶桑社

という本を読みました

 

なぜ許せないのかということと

許せないを引きずる人の特徴や

許せないと言う病から抜け出すための4つのステップなどが載っています

しかしその部分は私にはあまり響きませんでした

 

許せない自分が嫌だ

私が気になったこの本の部分

「許せない」自分を許すためにをご紹介したいと思います

 

私の場合は

あいつ許せねぇ思い知らせてやりたいといった気持ちよりも

ひどい言葉をぶつけられてしまったとか

こんな人と関わってしまった

といった自分のふがいなさ情けなさ

がぐるぐると頭を巡ってしまうのです

 

同じ失敗を繰り返さないために

今後の対策を考える事は必要だと思いますが

過剰に考え過ぎるのも時間がもったいないなと思います

 

許さなければならないと思い込む人は「超自我」が強い

超自我とは、フロイトによると「自我から分離された批判的な審判」であり、

通常は「良心」と呼ばれている

(井村恒郎訳「悲哀とメランコリー」「フロイト著作集6」人文書院)

超自我規範意識の強い家庭で厳しく育てらたり

ただ1つの価値観だけが正しいと教え込まれた人ほど「超自我」が強くなるそうです

 

自分の中にある「ねばならない」を振り返ってみるのが良さそうです

考えてみればお互いに完璧では無いのです

なのでダメダメな自分も許そう

もう少し気楽に考えろと言うことでしょうか

 

許せるはずだと言う思い込みも捨てた方が良いとのことでした

この本の精神科医である著者ですら

人を許せないということでずっと悩んできたとあります

 

私の遠縁の男性(80代)の話ですが

高齢者施設でトイレの使用をめぐり

グーパンチ使用のケンカになったそうです

もともと相手とは折り合いが悪かったそうですが

この話を聞いて

いくつになってもあいつは許せない

そんな気持ちからは逃れられないものなのだと思いました

永遠のテーマというかもう仕方がないですね

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いくつになっても対決のゴングは鳴るのです

 

月日が経ち、どうでもよくなることもあれば

いまだにモヤモヤすると思うこともあります

しかし

許せないことは普通であると思っていれば

多少は気にならなくなるような気がしてきました

 

最後に

怒りが原動力になることもあるとありました

毎日全く問題なく周りはいい人ばかりだと

せいぜい現状維持で終わってしまいそうです

ひどい時は慣れてしまい感謝の気持ちもなくなりそうです

 

怒りは現状を抜け出そうという原動力になることもあるので

悪い事でもばかりでは無いのだなと思います

許せないと言う気持ちが自分の中にあると言う自覚は必要だそうです

 

許せないで思い出すのが

ダウンタウンの松本さんがコントか何かの番組で歌っていた

許せない奴がいる許せない事がある(中略)俺の名前はポリスマン♪

元の曲は知らなかったのですが調べたら杉良太郎さんの曲でした

作詞も杉さんです、今日初めてフルで聴きました

聴いている時間は許せないとかいう気持ちは吹き飛びました

 

最後までお読みいただきありがとうございました

今週のお題「秋の歌」

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