人を見る目がなかったと気づいた話
こんにちはこーりです
人を見る目があるつもりでいましたが
振り返れば
そうでもなかったなと
この年になって実感しています
問題は人目につかないところで起きる
職場で
人が次々と辞めていく
と言うことがありました
若い子達の間でパワハラというか
いじめがあったようです
その首謀者のことを
私は感じのいい人だと思っていました
若い子たちの間での出来事だったので
歳の離れた私は
さほど関わりもなく
気づかなかったというのもありますが
やはりそういう人は他の人にはわからないように
人に与える印象を
操作するのがうまいのだなと思いました
詐欺師は魅力的であるのと同じで
人を混乱に陥れるようなタイプの人も
魅力的なところがあるから
そういうことがでできるのだとも思います
外から見ている人にはわからない
私の個人的な見解ですが
そういう人と言うのは
褒めているのかけなしているのか
どちらとも取れる言動をしたり
馬鹿にしているのか
親しみがあるのか
どちらとも取れるような態度を
とってきたりします
意識してやっているのか
無意識でやっているのかは人によるのでしょうが
好意的に解釈しようと思えばできるため
中途半端な気持ちが心に残ります
自分が気にしすぎかなと思ってしまうため
この人は気をつけたほうがいい
と思いづらいのです
振り返ると、
変だなと思った事は
後で火種だったと
気づくことがあります
人を疑ったり
言動や行動を
悪意として取ることに
罪悪感を持ってしまうのですが
その気持ちは気持ちとして置いておき
災害や事故に備えるのと同じように
この人のこの部分は気をつけておいたほうがいいと
具体的に認識しておくのは必要だなと思いました
そう思うと
誰に対しても態度の悪い人は
他の人に共感してもらえるので
文句も言いやすいですし
わかりやすいだけまだマシかもと思いました
人間関係を見る力
最近読んだ本の中に
人間関係において
別な視点を持つ
そんな文章がありました
自分の忘備録として載せておきます
こじれた人間関係が、自分ひとりの努力や愛情でどうにかなると考えるところから、まず一歩離れてみる。
(中略)その人を冷静に見る。そういった訓練をしないと、状況を正しく判断できません
「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本 南直哉
この時大事な視点が、(中略)人間関係の基本は「政治」だと考えることです。
つまり、すべての人間関係の底には「利害関係」と「力関係」が働いていると見とおすのです
著者は愛情や努力を否定しているわけではなく(と私は解釈しています)
それは一旦脇へ置いておき
正しい状況把握をするために利害関係と力関係という視点を持つ
そのことが大切ということです
とはいえ
世の中いろいろな人がいますし
どうしても相性の悪い人もいます
たまにこじれるのは致し方ないのでしょう
と物分かりの良いふうに書いてきましたが
私は実際のところ
文句や注文の多い人といると
面倒になってきてもういいやと思ったりします
最後までお読みいただきありがとうございました